健康やダイエットのために、ウォーキングを始める人は珍しくありません。ジョギングやジム通いなどと比べると誰でも始めやすく、気軽な運動方法ですよね。でも意外と知らないのが、ウォーキングのコツ。せっかくウォーキングをするのなら正しい方法を知って、効果を実感しちゃいましょう!
目次
正しいウォーキング方法
ウォーキングはただダラダラと歩いていても、あまり効果は実感できません。ウォーキングをする際に気をつけるポイントを挙げてみましょう。
歩き方
ウォーキングの際はまず、姿勢に気をつけましょう。背筋をまっすぐ伸ばし、あごは少し引いて、まっすぐ前を見て歩きます。軽くこぶしをにぎり、肘を直角に曲げて、腕は前後にしっかり振ります。この時肩に力が入らないように注意してください。
歩く時は体重移動も意識します。具体的には、かかとからしっかり着地し、指の付け根から指先の順に流れていきます。地面を掴むイメージで歩くといいでしょう。
この歩き方をマスターすれば、ウォーキングのほとんどが成功すると言っても過言ではありません。
スピード
次に大切なのは、ウォーキングのスピードです。正しい歩き方を身につけていれば、ダラダラ歩きになることはないと思います。
ただ、慣れるまであまりに歩き方を意識し過ぎて、ロボットのような動きになってはおかしいですよね。そのためには歩幅を広くとるようにしてください。腕を早く振って、リズミカルに歩くと、自然にスピードが出るはずです。
時間
最後にウォーキングをする時間です。有酸素運動は20分を超えると、脂肪燃焼が始まると言われています。ですから、初めは30分程度を目標にするのがオススメです。
もちろん無理は禁物です。徐々に時間を伸ばし、最終的に1時間くらいのウォーキングが続けられるようになるといいですよね。

無理なく続けることが大切です
ウォーキングの効果
正しいウォーキングを継続的に行うと、どのような効果が期待できるのでしょうか。
ダイエット
有酸素運動を続けることで、引き締まったカラダを手に入れることができます。脂肪が燃焼するだけでなく、筋肉もつき、メリハリのあるカラダになるでしょう。
体力アップ
長い時間歩けるようになれば、自然に体力がついてきます。普段運動をしていない人なら、すぐに実感するはずです。疲れにくくなり、体調を崩しにくくもなるかもしれません。
ストレス解消
ウォーキングを行うと、脳内で「エンドルフィン」という神経伝達物質が分泌されます。脳内麻薬とも言われるこの物質は、多幸感をもたらしてくれるのです。簡単に言うと、幸せで前向きな気持ちにさせてくれます。
ウォーキングにはうつ症状を改善する効果もあると言われており、ストレス発散にはもってこいの運動と言えます。
健康促進
ウォーキングを続けている人は、心肺機能が強くなり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが低下すると言われています。ウォーキングが高血圧や糖尿病の改善につながり、ウォーキングをしている人はしていない人と比べると、寿命が延びるという研究データもあります。

ウォーキングで期待できる4つの効果
ウォーキングの注意点
最後に、ウォーキングをこれから始める人に、覚えておいて欲しいことをお伝えします。
継続する
ウォーキングで消費するカロリーは、決して多くはありません。しかし、定期的に続けていくことで、脂肪が落ち、筋肉がつき、太りにくい健康なカラダになっていきます。ですからウォーキングを生涯スポーツにするつもりで、必ず継続してください。
食事に気をつける
ウォーキングをしているからと言って、今まで以上に食べてしまっては意味がありません。せっかくウォーキングをするのなら、効果がでやすいように食事にも気を遣ってみてはいかがでしょう。野菜を増やしたり甘いものを控えるだけでも、効果がありますよ。
無理はしない
自分の体調に合わせて距離や時間を調節しても大丈夫です。とにかくまずは続けることを目標にしましょう。

体調が優れないときは無理をしないようにしましょう
思い立ったが吉日です。早速ウォーキングを始めてみてください。