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伝統工芸品を使って心を伝える手紙を作る

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心を伝える手紙を作る その1『その気持ちを相手の心にまで届ける』

パソコンが普及し、メールでご挨拶を片付けがちな現代。数年前は、目上の方にメールは失礼、とされていたものですが、最近ではそれさえも許されるようになってきたように思います。感謝の心や、お願い事を伝えるだけならメールで出来ます。その心を相手の気持ちにまで届け、さらに、時間を経て残るようにするためには、「伝えることにどれくらい心を使ったか」がポイントになります。礼儀という形式ではなく、気持ちをやり取りする工夫について考えてみます。

和紙を使って封筒作り

直筆のお手紙を入れる封筒を和紙で作ってみましょう

直筆のお手紙を入れる封筒を和紙で作ってみましょう。

手触りの良い和紙を使うことで、印象をアップ。西洋紙と違って、和紙は水素結合で長繊維を絡めて作っているため、柔らかく軽やか、ぬくもりを感じることさえあります。手に触れた瞬間に感じ取れる情報量の多さが和紙の特徴でもあります。事務的な封筒に慣れてしまっている方は、この珍しい封筒を手に取ることだけで、無意識にその手紙を特別なものと認識し、他のものより大事に扱うようになるものです。包装紙の美しい菓子折りを戴いた時の心境と似ているかもしれません。

日々の暮らしを丁寧になさっている方ほど、その特別な封筒を選んだ心の動きをつぶさに感じ取り、大事に扱われたことにご満足なさることでしょう。

それでは、実際にどうやって封筒を作るか眺めていきましょう。

長形封筒各種とテンプレート

長形封筒各種とテンプレート

長形封筒各種とテンプレート

シンプルな長形封筒も和紙のもつ風合いで華やかな印象になります。

洋形封筒各種とテンプレート

洋形封筒各種とテンプレート

洋形封筒各種とテンプレート

写真のように表面に繊維が出ている和紙を封筒にする場合は、両面テープを使うと剥がれやすくなるので、糊を使った方がしっかり留まります。

和紙を使って封筒作り【応用編】

京型染め和紙でポチ袋を作る

京型染め和紙でできたポチ袋

京型染め和紙でできたポチ袋

ここからは、応用編。京型染め和紙でポチ袋を作ってみました。和紙に型染め、という日本的要素がさらに加わった封筒は見た目にも華やかです。お渡しする相手や入れるもの、季節に合わせた模様選びも考えられます。

このように、手軽に封筒を作れるテンプレートが市販されていますので、ぜひ使ってみて下さい。和紙ばかりでなく、ギフトに包まれていた素敵な包装紙など、捨てられなくて取っていらっしゃるもので作ることも出来ます。

手紙に限らず、会費やチケットなどを封筒に入れて用意してお渡しする習慣も身に付けると双方が気持ちよいものです。渡す行為がその瞬間だけに行われているのではなく、渡す前から考えて準備をしているのが伝わります。また、お金を渡すなどの目的をむき出しにするのではなく、見えない状態でお渡しすることにより、相手が気持ちよく受け取ることも出来ます。

無地の和紙にスタンプを押して華やかに

無地の和紙にスタンプを押してデコレーションすると華やかになります。

ベージュの花のスタンプ

ベージュのスタンプで上品な印象に

ベージュ色のスタンプ(上写真)は、上品な仕上がりで、その上に文字も書けるのでお勧めです。

無地の和紙にスタンプを押してデコレーション

スタンプ次第で上品にもカジュアルにも仕上がります

スタンプ台やスタンプはいろいろなものがありますので、気に入ったものを使ってください。カジュアルにしたい時は、スタンプの文字でメッセージを送るのもいいですね。

マスキングテープでオリジナル封筒に変身

マスキングテープでデコレーション

シンプルな封筒にマスキングテープで飾り付け

写真はマスキングテープを使って、のし袋のようにハレとケを表現しました。マスキングテープは、どこにでも売っている茶封筒や白色封筒を簡単にオリジナル封筒に変えることが出来ます。

切手選びにも心をこめて

切手

切手も手紙を彩る要素のひとつ

切手は封筒を装飾してくれます。封筒に合わせて切手を選ぶとさらに効果的に思いは伝わります。色合いだけでなく、切手の図柄が手紙の内容に合っていると、ただ文章を送るだけよりも、伝えたいことが相手の心の中に入っていくでしょう。

次回の心を伝える手紙 その2は『和紙で手紙を書く』

手紙を単純な情報伝達手段で終わらせない。積極的に自分を伝えるツール、伝統工芸品和紙の利用価値をお伝えします。

木南有美子
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