皆さんは日焼け止めクリームを普段使用していますか?化粧前の顔に塗ったり、半袖やノースリーブのシャツを着る際に腕に塗ったり、日焼け止めクリームに日頃からお世話になっている方は多いことでしょう。ですが、皆さんが普段使っている日焼け止めクリームの使い方は正しいですか?実は、間違った使い方をすると日焼け止めの効果が薄れてしまい、日焼けしてしまうことがあります。
今回は、正しい日焼け止めクリームの選び方や使い方をご紹介します。
目次
SPFとPAについて
日焼け止めクリームのパッケージによく記載されているSPFやPAといったワード。まずはこれらの基本的な日焼け止めクリームの知識について解説します。
SPFとは
SPFというのは、サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略です。これは、主に紫外線B波の防止効果を表す目安の数値なのです。数字が大きいほど紫外線を防止する効果が高くなります。
ちなみに、紫外線B波というのは、短時間で肌に赤み・炎症を起こさせて、黒化につながりやすくするものです。SPFが高い日焼け止めクリームほどこれを防いでくれるのです。
PAとは
PAというのは、一時的な黒化を引き起こし、長時間かけて肌の弾力を失わせる紫外線A波を防ぐ効果を表す目安です。4段階の「+」マークで表示され、「+」の数が増えるにつれ、UVAに対する防御効果が高いことを示します。

SPFとPAについて
日焼け止めクリームの使用方法のポイント
次に、日焼け止めクリームを使用する際のポイントについて、選び方も含めて紹介します。
テクスチャで選ぶ
日焼け止めクリームは、クリームタイプ、ジェルタイプ、ミルクタイプなど様々なテクスチャのものが市販されています。水のように軽い付け心地で、伸ばしやすいジェルタイプや、しっとりとした肌に仕上げてくれるミルクタイプなど、自分の好みで日焼け止めクリームのテクスチャを選ぶと良いでしょう。
強さで選ぶ
先ほど紹介した、日焼け止めクリームの指標であるSPFやPAの値を参考に日焼け止めクリームを選びましょう。日常生活で使用するのか、レジャーなどの日差しの多いシーンで使用するのかによって、日焼け止めクリームの強さを調節しましょう。強ければ強いほどいいというわけではなく、必要以上に強い日焼け止めクリームを使用し続けるとその分だけ肌への負担も大きくなるので気を付けましょう。
ウォータープルーフなのか石鹸で落とせるのかで選ぶ
ウォータープルーフタイプは海やプールといったシーンで活躍する日焼け止めクリームです。このタイプはクレンジング剤などでしっかりと落とすことが大切であり、落とし残りがあると肌荒れなどの肌トラブルの原因になり得るので注意しましょう。
最近人気なのが、石鹸で落とせるタイプの日焼け止めクリームです。石鹸で落とせるにもかかわらず、汗やこすれで落ちにくいという高性能の日焼け止めクリームも市販されており、便利なので普段使いにおすすめの日焼け止めクリームです。
色付き、トーンアップ効果
最近特に人気をあげているのが、色付き、トーンアップ効果のある日焼け止めクリームです。色付きの日焼け止めクリームは、BBクリームのように化粧下地の効果のあるものや、複数の明るさが展開されていてファンデーションのように色を選べるようなものもあります。色がついていてファンデーションの代わりとしても使用できるような日焼け止めクリームは、近所への買い物などちょっとしたお出かけの際の紫外線対策にぴったりです。
また、最近人気を博しているのが、トーンアップ効果のある日焼け止めクリームです。これは、ブルーやグリーンといった色味がベースとなっており、腕などに塗布することで赤みを抑え、美白に見せてくれる効果があるものです。肌を美しく白く見せてくれて、さらに日焼け止めの効果もしっかりと備わっているのが人気の秘訣です。このタイプの日焼け止めクリームをしようすると、旅行先での写真写りもワントーン明るくなるので大変おすすめです。

日焼け止めクリームの使用方法のポイント
日焼け止めクリームの塗り方
ここまで、日焼け止めクリームの選び方を中心に紹介しましたが、次は日焼け止めクリームの塗り方です。
こまめに塗り直すことを意識する
日焼け止めクリームはSPFやPAが高いからといって過信することなく、こまめに塗り直すことが最も大切です。日焼け止めクリームを念入りに塗ったとしても、汗やこすれでどうしても日焼け止めクリームは落ちてしまいます。ですので、日焼け止めクリームは数時間ごとに塗りなおせるようにポーチやポケットに入るような持ち運びタイプも準備するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。今回は日焼け止めクリームの正しい選び方や使い方を紹介しました。ドラッグストアではたくさんの種類の日焼け止めクリームが並んでいて、どれを選ぶのか迷ってしまいます。日焼け止めクリーム選びの際は、是非今回の記事を参考に自分に合った日焼け止めクリームを選んでください。