有機・オーガニック

オーガニックだから安全?オーガニックの上手な取り入れ方

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「オーガニック」という言葉は最近、いろいろな場面で耳にします。野菜などの口に入れるものはもちろん、オーガニックコスメ、オーガニックエステなどの分野すらあり、オーガニックという考え方は多方面で取り入れられています。オーガニックは全て、健康や美容に良くて、安全なものなのでしょうか。
日常のできる限りのものをオーガニックに置き換えて取り入れるべきなのでしょうか。
今回は、オーガニックが本当に安全なのか、考えていきたいと思います。

オーガニックとは

オーガニックの意味

オーガニックは、日本では「有機」と訳されます。化学肥料や化学的な農薬を使わない栽培方法で育てられた農作物のことを指します。化学肥料や食品添加物などを極力摂取したくない、あるいは子供に摂取させたくない、と考える若い女性の方を中心に、オーガニックの概念は浸透しつつあります。

オーガニック野菜の栄養

オーガニックの代表として、オーガニック野菜があります。最近では、インターネットでオーガニック野菜を専門に取り扱うネットスーパーや、オーガニック野菜のみを使用したレストランなどもあり、オーガニックに対する需要も供給も高まっています。

オーガニック野菜は、一般的な野菜よりも栄養が高いのでしょうか。オーガニック野菜は栄養が高いようなイメージが何となくありますが、一概にそうとは言い切れません。オーガニック野菜はただ化学肥料などの人工的なものを使わずに育てた野菜なわけですから、場合によっては通常の野菜の方がオーガニック野菜よりも、効率的に栄養を取ることができる場合すらあるのです。

オーガニック野菜のメリット

オーガニック野菜を支持する方々の最大の理由はその安全性でしょう。化学肥料や農薬によって起こり得る有害事象のリスクがなく、安全に料理に使うことができます。特に、子供に対して、できるだけ安全な野菜を食べさせたいと考える母親は多いようです。

オーガニックだから安全?オーガニックの上手な取り入れ方

オーガニック野菜

オーガニックの安全性

離乳食

オーガニック野菜で離乳食を手作りする場合と、市販の離乳食をそのまま食べさせる場合を比較してみましょう。

オーガニック野菜で手作りして離乳食を作った方が、赤ちゃんの身体のためになるかと思いますが、決してそういうわけではありません。素人が手作りで離乳食を作った場合、どうしても皮膚の常在菌などは離乳食に入り込み、加熱殺菌も不十分な場合があります。これは、目には見えない問題なので、家庭では防ぎようがありません。

ある程度成長した子供や大人の場合は、常在菌などを摂取しても問題ありませんが、赤ちゃんはそうはいきません。赤ちゃんの場合は、市販で売られている赤ちゃん用に作られた離乳食の方が、安全性が高いのです。

市販の離乳食に含まれている食品添加物は、赤ちゃんの身体を守るために必要な成分です。この食品添加物を頭ごなしに否定して、オーガニックにこだわる方が、危険です。

オーガニックは安全?

一般にオーガニックは安全性が高い、といえるのでしょうか。化学薬品を使用していない分、それらを体内に取り込むリスクは、確かにオーガニック野菜の方が低いです。ですが、その分、野菜の育ちが不十分で、場合によっては栄養価が通常の野菜より低い場合すらあります。

”オーガニック=安全”ということでは、かならずしもないことは覚えておきましょう。

オーガニックだから安全?オーガニックの上手な取り入れ方

オーガニックは安全?

オーガニックの安全性の上手な取り入れ方

毎日生で口にするもの

オーガニックが全てかならず安全、というわけではないことはわかっていただけたでしょうか。そのうえで、オーガニックの安全性やメリットを取り入れたい、という人に向けて、おすすめのオーガニックの取り入れ方を紹介します。

料理に使う全ての食材をオーガニックにする必要はなく、経済的でもありません。ですが、オーガニックを部分的に上手に取り入れることで、食卓が豊かになります。

オーガニック野菜は、毎日生で口にするものに優先して、取り入れましょう。サラダなどが良い例です。サラダに使う生野菜は、水洗いだけの処理で済ませることが多く、表面を使用しないにしても、農薬などの付着物をそのまま口にするリスクが高いです。ですので、もしもオーガニック野菜を取り入れる場合は、加熱するものではなく、生で食す野菜にオーガニックを取り入れるようにしましょう。

モチベーション

オーガニックが安全で、余計なものが含まれておらず、健康や美容によいから無理してでも食べよう、と思っている人はいませんか。オーガニック野菜は確かに安全な側面もありますが、上記で紹介した通り、一概に全て安全で、オーガニック以外が全て安全ではない、ということではありません。ですので、オーガニックは、自分や家族の食生活のモチベーションを上げるために、プラセボ効果も狙って、上手に取り入れることが大切なのです。オーガニックを部分的に取り入れるからこそ、料理のモチベーションが高まることもあるでしょう。

オーガニックだから安全?オーガニックの上手な取り入れ方

オーガニックの安全性の上手な取り入れ方


オーガニックの安全性について理解できましたか。オーガニック=安全という意味ではないことは分かっていただけたはずです。上手にオーガニックを取り入れた食生活で、豊かな人生を歩みましょう。

石岡慶子
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